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マンションの床を防音にしたい!床リフォームからすぐできる防音対策までご紹介

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マンションに住んでいると、足音や生活音がどれほど響いているか気になることはありませんか?特にお子さんのいるご家庭では、下の階への配慮に悩む方も多いようです。

こうした悩みを放っておくと、日常のちょっとした音がストレスや精神的ダメージに繋がりかねません。

この記事では、そんな悩みを抱える皆さんに向けて、手軽に始められる防音グッズから効果の高い床リフォームまで、さまざまな防音対策をご紹介します。
自分の生活に合った対策法を、ぜひ見つけてみてください。

マンションの音の響きと床のきしみの原因

マンションマンションでは、足音や物音が思った以上に下の階へ響いてしまうことがあります。
特に小さなお子さんのいるご家庭では、子どもが走り回る音や物を落とす音が気になる方も多いでしょう。

こうした音の響きの原因には、床の構造や床材が挙げられます。

床の構造と音の響きの関連性

マンションの床の内部には「コンクリートスラブ」と呼ばれるコンクリートの板があり、これが各階の床を支える基本の構造になっています。
このスラブの上にフローリングやクッション材などが施工されているのですが、スラブの厚みが不十分だったり、床材の遮音性が低かったりすると、足音や振動がそのまま下の階に伝わる原因になるのです。

同じように、床に関する音の悩みとして「きしみ音」が気になる、という声もあります。

床のきしみはなぜ起きる?

床のきしみ音は、主に床材が温度や湿度の変化で収縮・膨張することで起こります。
特に季節の変わり目などは素材が動きやすく、”ギシギシ”という音が出やすくなります。
また、床がたわんでいたり、施工が不十分だったりすることもきしみの原因として挙げられるため、不安な方は一度専門家に相談をしてみるのも手でしょう。

すぐできる!簡単な防音対策(DIY)

「今すぐなんとかしたい」「リフォームまでは考えていない」という方におすすめなのが、初歩的なDIYでできる防音対策です。手軽に始められる方法でも、音の軽減効果は期待できます。

防音マット防音マット

厚みのある防音マットを床に敷くだけで、足音や物を落としたときの音を和らげる効果があります。賃貸住宅でも使いやすく、取り外しも簡単です。

ジョイントマットジョイントマット

子育て世代やペットを飼っている家庭に人気のジョイントマット。
衝撃吸収力があり、足音や振動を吸収してくれます。カラフルなものから木目調のようにデザイン性の高い製品もあり、インテリアに合わせて選べます。

厚手のラグ・カーペットラグ・カーペット

防音専用ではないものの、厚みのあるラグやカーペットを敷くことで音の伝わりを大幅に軽減できます。模様替え感覚で防音対策ができるのが魅力です。

こういったアイテムを組み合わせて使うことで、費用を抑えつつ効果的な防音対策ができます。また、イスやテーブルの脚にフェルトクッションを貼るなど、ちょっとした工夫でも音を軽減ができるので、気になった方はぜひ試してみてください!

床構造・遮音から考える防音リフォーム

床リフォーム「やっぱりしっかり防音したい」「長く快適に暮らしたい」──そんな方におすすめなのが、床の防音リフォームです。

床リフォームの強みとは

床材の張り替えを行うリフォームでは、床下の構造にまでアプローチできるため、表面だけでなく構造から音を抑えることができます。
遮音等級に基づいた素材や工法を選ぶことで、確実に防音効果を底上げできるのです。

騒音の種類

床から伝わる音は、大きく「軽衝撃音」「重衝撃音」の2つに分けられます。
たとえば、スプーンやおもちゃが床に落ちる音は軽衝撃音、子どもが走り回るとき、大人が歩くときの”ドスドス”という音は重衝撃音です。
これらの衝撃音を低減したいときには、床の防音リフォームで遮音材・吸音材の導入や「遮音性能」の高い床材の使用で、根本的な解決に繋がります。

遮音性能とは?

前述した音の響き方に大きく関わってくるのが「遮音性能」です。
遮音性能とは、音をどれだけ通しにくくするかという性能のことで、床材そのものの構造や、床下の施工方法によって大きく変わります。

遮音性能の高い床材は、音の振動を吸収したり、拡散したりする設計がなされており、下の階への音の伝わりを大幅に軽減してくれます。
一方、遮音性能が低い床材を使っている場合、こうした生活音がほとんどそのまま下の階に伝わってしまうため、トラブルの原因になることもあります。

遮音に対する等級とは?

遮音性能の説明
防音リフォームで使用される床材には、「遮音等級L値」「ΔL(デルタエル)等級」という2つの等級があります。

どちらもどれだけ音を抑えられるかを示しますが、測定の基準が異なります。

・遮音等級L値
実際に部屋全体でどれくらい音が聞こえるかという室内空間全体を基準にした予測値です。
数値が低いほど遮音性能が高くなります。

・ΔL(デルタエル)等級
床材そのものがどれだけ音を減らせるかを示す、床材単体の性能を表す値です。
数値が高いほど遮音性能が高くなります。

マンションのような集合住宅で防音対策をするときは、等級の選定がカギになるでしょう。

おすすめの防音床材とそれぞれの特徴

リフォームを検討している方のために、よく使われる防音床材を簡単にご紹介します。

遮音フローリング遮音フローリング遮音等級(LL-45など)を満たしたフローリング材で、音を下の階に伝わりにくい構造になっています。見た目は通常のフローリングとほとんど変わらず、インテリア性も損ないません。

コルク床材コルク床材弾力性と吸音性に優れた素材で、足音をやわらかく包み込みます。リビングや子ども部屋にもぴったりの素材です。表面にツヤ感がある床材を選ぶと、より趣のある床に仕上がります。

天然木フローリング・無垢フローリング天然木フローリング音を吸収しやすい柔らかめの木材を使うことで、防音効果を高めつつ、自然素材のあたたかみも楽しめます。ナチュラルな雰囲気が好きな方・木ならではの素材感にこだわりたい方におすすめです。
無垢フローリングを検討している方は、メンテナンスの必要性や注意するべきポイントも合わせて確認しましょう。

無垢フローリングへリフォームする前に│知っておきたい魅力と注意点

DIYと床リフォームの比較

DIYの費用相場・メリット・デメリット

費用相場:数千円~3万円前後
「リフォームで日数をかけたくない」「賃貸なので大掛かりな工事はできない」という方におすすめです。費用は敷く範囲や製品により変わるため、自分がなににこだわりたいかを考えておくとスムーズでしょう。

メリット

手軽に防音対策ができる
費用を抑えられる
工事不要で、賃貸住宅でも安心して導入できる

デメリット

・ 構造には手を加えられない
・ 音の軽減に限界がある

床の防音リフォームの費用相場・メリット・デメリット

費用相場:15万円~80万円程度
「長く快適に暮らしたい」「階下への音を根本から解消したい」という方におすすめです。
費用は面積や遮音等級によって変わるため、リフォームの専門家としっかり相談しましょう。

メリット

床の構造にアプローチできる
生活音をしっかり遮断できる
素材やデザインの自由度が高い

デメリット

・ 賃貸では導入不可な場合が多い
・ 初期費用と日数がかかる

ライフスタイルや居住年数、家族構成(子どもやペットの有無)などを踏まえ、自分に合った対策を選ぶことで、より快適な生活を楽しめます。

まとめ│マンションの防音リフォーム

マンションでの音の悩みは、ちょっとした工夫から本格的なリフォームまで、さまざまな方法で改善することができます。
まずは手頃な対策から始め、必要に応じてリフォームの専門家に相談することで、こだわりの詰まった住まいに近づけるでしょう。

お見積り無料!リフォームのご相談受付中

床の音に関するお悩みやリフォームを検討している方は、リフォームの専門家”リフォーミヤ”に、お気軽にお問い合わせください。
お見積りは無料ですので、「これってリフォームが必要?」といったご相談からでも大歓迎です。

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